私立認可保育園森のまちおおたかの森ナーサリースクール
インターホンで声掛けすると、スモークガラスに程よくプライバシーを守られた入口ドアが開き、受付を左に見つつ、まっすぐ奥へ奥へ。ここでは子供たちも先生も、上履きは使わず裸足や靴下等で過ごします。「お家のようにリラックスしてほしいからです」と、鈴木園長先生。
お子様の安全のため各所に取り付けられた、スライドドア。登園して最初のドアを抜けるとそこは黄色い壁と、「大地に根を張って生きてほしい」の願いを込めた、シンボルツリーに見守られる広々ホール!(上写真)
各部屋の境界にはスライドドアと連動した高さ120cm程の低い壁が巡らされているものの、園全体がまるで大きなワンルーム(大型埋め込み式換気扇を常に稼働させるなど、感染症対策をしています)。ツリーの奥に続く4、5歳児室の窓から差し込むお日さまの光や温もりもあって、得も言われぬ開放感に包まれます。
一番奥まったところに0歳児室。ぐるりと1歳児室、2歳児室・・・と年齢ごとに部屋が分かれますが、上方が抜けているため子供たちの様子が確認しやすく、保護者の方にとっても安心材料の一つです。
《いい人生につながる教育を、ここから。自分自身の力で、未来を創造する子どもたちを育む。》が、教育の基本理念。失敗から立ち直る能力や意欲的に取り組む能力など、IQのようには数値化できない「非認知能力」の重要性を説くノーベル経済学賞受賞者、ジェームズ・ヘックマン氏に注目するなど、新しい理念を幅広く、そして柔軟に取り入れるのは、この園の大きな特徴です。
南流山など4つの保育園で実績を積む「森のまち」の5つめの施設として2023年1月に開園し、0歳から5歳のお子様の保育と教育を開始しました。入園は生後43日から可。園見学と入園説明会を個別に受け付けています。
- 1. 「自分で “選ぶこと” を一番大切にしています」と、鈴木恵美子園長先生。グリーンが効いたスカーフは制服。お似合いです。
- 2. 5歳児室。モニターに流れるのはアプリで作った映像・画像。今は先生の作品ですが、今後はお子様の作品を流す予定。
- 3. 絵本が随所に置かれ、子供たちは好きな一冊を自由に “選び”、読んだり眺めたり。蔵書が続々と増え、折に触れて入れ替えも。
- 4. お昼ご飯やおやつは調理室で手作り! 窓から調理師さんの手もとが見られ、椅子にのって覗く子多数♪
- 5. 1歳児室。お昼ご飯を待つ間、先生のお話しをみんなで聞いて。アレルギーを持つ子も少なくないので、準備は慎重に。
DATA
- ▪対象年齢
- 0歳(生後43日)~5歳(就学前)
- ▪定員
- 60名
- ▪開園時間
- 7:00~20:00
TEL: 04-7186-7177
民間学童・小学生向け教育サービスアフタースクール common
玄関はご覧の通り(上写真)! カラフルでプレイフルなアートに出迎えられるここは、「子供たちの試行錯誤を応援するアフタースクールcommon」。小学生が放課後を過ごす《民間学童》なのですが、ただ遊んで時間を過ごす場所ではありません。
「学童として安心・安全な場であると同時に、オリジナル探究学習プログラムに則った学びの場、でもあります」。そう教えてくれたのは、自らも二児の父である代表の空田さん。大学や高校で年間500名以上の探究学習の授業に取り組む空田さんは、“学びに向かう姿勢は幼少期の原体験が大切” との思いから、学童commonを立ち上げたのだとか。
さて室内。デザインコンセプトは ・・・「みんなの実験場」。汚れても気にならないグレーの壁・床に囲まれる所内は、研究室にも宇宙船のようにも見えます。しかも空間自体が可変型。大きな一つのお部屋にすることもあれば、小さく仕切って没入型の空間にすることもあるそうです。
おやつタイムなどを挟みながら、ここで子供たちは独自の探究プログラムを用いた学びの時間、『common time』に熱中します。身近な暮らしのなかで見つけた興味関心や社会課題をもとに設定したミッションを達成するため、約10週間を1タームとしてチームごとに試行錯誤を繰り返し、プレゼンまで行うというカリキュラム。
ですが、それだけで帰るなんてもったいない! ここからは《学童》から《習い事》の場へ —— プログラミングやアートなど、この渾沌の時代に必要不可欠な知識・技術を専門家を講師に招いて学ぶ『common school』が続きます。
21時までの延長預かり可、対象校(*)まで・ご自宅近辺までの無料送迎あり、そして、宿題のサポートも。お子様の未来と、保護者の方のキャリアと子育ての両立を応援する、ここは心強い味方です。
*2023年の無料送迎対象校:おおたかの森小学校、おおぐろの森小学校、小山小学校、西初石小学校、八木北小学校、流山北小学校
連携情報!
●common timeの終了後に限りますが、ANNEX2にある習い事へ通うお子様を、その施設まで送り届けています。詳細はお問い合わせください。
- 1. 「8~10名の子にスタッフ1名がついてサポートします!」と、代表の空田真之さん。スタッフパーカーは、夏は同色のTシャツに。
- 2. 取材時のcommon timeのミッションは「音楽」。珍しい楽器、ハンドパン奏者をゲストに迎えて。専門家との連携はcommonならでは。
- 3. グレーの柱にスライドドアを格納。シーンによって空間を変化させる(上)。男女別のお洒落なトイレも(下)。
- 4. common timeで刺激され研ぎ澄まされた探究心を満たすなら、本! 横軸・縦軸へと好奇心が広がる。
- 5. お迎えの時間まで少し早かった! そんなときは所内のワーキングスペースでお仕事の続きを。無料Wi-Fi使用可。
DATA
- ▪対象年齢
- 小学生
- ▪定員
- 1日80名程度
- ▪開所時間
- 10:00~21:00(最大) ※長期休み時は7:40~開所
TEL: 080-7222-5871
お子様がちょうど覗きたくなる高さの窓から中を見てみれば・・・虹色の道具を使って飛び跳ねるキッズの姿。決して広くはないものの、いろいろなモノがコンパクトに、そしてポップに散りばめられて、見ているだけでワクワクしてきます。
ここは体操の元日本代表選手が立ち上げた、3つのコースが選べる体操教室。未就園のお子様ならば、スポーツと知育活動を融合させた2時間半のお預かり教室、『すぽいく教室』を。年少さん以降はマットや跳び箱、鉄棒などを使うレベル別の『体操教室』で技術としなやかな心を養います。
そして、小学2年生から参加できる『バク転教室』には子供の頃の憧れを叶えようと、大人の方も通っているそう。まるで神業のようなバク転ですが、「いくつかのポイントをクリアすれば誰でも習得可能」なのだと店長の荒井さん、通称しゅう先生。
達成感を味わって自信に繋げることは3コース共通の目標ですが、できる技が日々増えていく達成感・喜びは、お子様の成長の大きなタネとなりそうです。
バク転補助器具「エアーロール」や「エアートランポリン」、「セーフティ跳び箱」など、カラフルな器具の数々はネイスオリジナル。デザイン性もさることながら柔らかな感触で、痛い→怖い→やりたくない!の連鎖を食い止めます。楽しくチャレンジする “夢中” の笑顔が、そこにはあふれているのです。
連携情報!
●アフタースクールcommon に通っているネイス体操教室会員のお子様を、レッスンの終了後に再びcommonへと送り届けています。定員に空きがある場合のみご案内が可能です。詳細はお問い合わせください。
- 1. 陸上・サッカーをやっていたという、店長の荒井秀さん、通称しゅう先生。元気で明るい先生たちが楽しく指導。
- 2. 「エアートランポリン」の反発力を利用して、しゅう先生が忍者みたいなロンダートを披露!
- 3. できるだけ奥へ手をつき、腰・足を高く上げて飛び越えよう! 感触の優しい「セーフティ跳び箱」が恐怖心を軽減してくれる。
- 4. バク転補助器具「エアーロール」に体を預けて、背後へクルン! 先生の補助が心強い。
- 5. 逆上がりの練習にも使える鉄棒。柔らかマットに着地するので、回転を入れた大技にも挑戦できる!
DATA
- ▪対象年齢
- 【すぽいく教室】1歳10ヶ月~3歳(未就園児) 【体操教室】年少~小学6年生 【バク転教室】 小学2年生~成人
TEL: 0570-666-023
東エレベーターを4Fで降りると、すぐ右手にあるのがN-Life ダンススクール。ガラスドアを開けば早速そこがスタジオです!
運営するのはつくば市に本部を置き、茨城県内に8つのスタジオを構えるD-Life ダンススクール。
「つくばエクスプレス沿線の守谷にもスタジオがあるのでD-Lifeの名をご存じの方がいらっしゃるかもしれません。ココはそのD-Lifeの県外進出一号店です!」と、N-Life ダンススクール代表の坂本さん、通称HARU先生。
『ストリートダンス』と『BREAKIN’』は4歳から、『JAZZ』と『HOUSE』は小学生から。技術の習熟度を測る「確認テスト」を年2回実施しながら、一人ひとりのレベルに合ったクラスを選択できるため、初心者から経験者まで無理なくダンスを楽しむことができます。
「ダンスを通じて、お子様から大人の方まで自由で自主的な表現活動をサポートし、新しい生活(New)・一歩進んだ日常(Next)・自分らしく輝く日々(Natural)の実現に貢献できればと思っています」(HARU
先生)。合言葉は「みんな違って、みんないい」。自分らしくダンスに没入できそうです。
成果を披露する発表会を年1回華やかに開催するほか、流山おおたかの森S・C本館前の屋外ステージで、イベント参加も♪
大人クラスもありますし、家族みんなでダンス!だなんて、なんて素敵なN-Life(流山ライフ)!
- 1. 入口ドアを抜けると左手に受付カウンターや更衣室があり、あとはすべてダンスフロア。
- 2. 坂本晴一さん、通称HARU先生の専門は、ストリートダンスやHOUSEダンス。とにかく姿勢がよくて、どんなポーズもキマります。
- 3. 足当たりの優しいフローリングが敷き詰められたスタジオは、前一面がガラス張り。自分のフォームや仲間とのタイミングの確認に。
- 4. 更衣室が1室。ただし、お子様たちは来たままの服装で踊り、汗も汚れも何も気にせず元気に帰っていくそうです♪
- その他. 流山おおたかの森校ならでは。S・C本館前の屋外ステージで行われるイベントにも参加。お揃いのTシャツで踊るキッズダンサーたち。
DATA
- ▪対象年齢
- 4歳~高校生 ※クラスによって対象年齢は変わります ※大人クラスもあります
- ▪定員
- 【幼児クラス】20名 【小学生~高校生クラス】30名
TEL: 029-869-7208
サッカースクール・フットサルコートSAL SPORTS PARK
天気のいい日にSAL SPORTS PARKを訪れると、流山の空を独り占めしているかのような清々しい気分になります。何しろ、コレ(上写真)ですから!
ANNEX2のRFにあるここへは、東エレベーターでのみ行くことができます。2面ある25m×15mのフットサルコートのレンタルや、その日集まったメンバーでゲームを行う個サルイベントなども開催していますが、メインは3歳から小学生までのお子様を対象にしたサッカースクール。
JリーガーやFリーガーを多く輩出している『malva (マルバ)のサッカースクール』とあって、習い事として通っているコもいれば、「ユースチームに加入しながら、さらに上を目指して通っているコも少なくありません」と、店長の青木さん。
それぞれ中高大と強豪校のサッカー部で鍛えられ、社会人リーグ等で心技体を磨き上げ。そんなコーチ陣による実践的で、子供たち一人ひとりに向き合うきめ細やかな指導が好評です。
サッカースクールのほか、国際陸連認定の有資格者や現役アスリート、世界大会などで活躍した経歴を持つトップアスリートが直接指導してくれる『メイスンかけっこスクール』を開催。転んでもあまり痛くない人工芝のうえ、小さなコも頑張って、楽しくかけっこしています。幼少期に身につきやすいとされる基礎的身体能力を磨きつつ、正しいランニングフォームを学びましょう!
- 1. 画面左が唯一屋上階(RF)へと運んでくれる東エレベーター。扉が開くと、目の前にフットサルコートが2面。画面奥を左に折れれば受付カウンターへと続く。
- 2. 店長の青木真一さんは、自身もサッカー経験者。困りごとがあれば、なんでも相談を持ち掛けて!
- 3. 成長著しいこの年頃。サッカースクールのクラス分けは・・・未就学児は1年単位、小学生は2学年単位。
- 4. トップアスリートが指導してくれるかけっこ教室は、「走る」だけでなく、「跳ぶ」や「投げる」などの運動の基礎も楽しく学べる。
- 5. 男女別にロッカールームを設置。各々トイレ、シャワーブース、ロッカー等があり、シャンプー・リンス・ボディーシャンプーなどを完備。