少しずつ異なる木の色合いや質感。そして木目の流れ・個性を生かした絶妙なフォルムの家具たちが、人気ドラマの主人公が住むお部屋かと見紛うほどにお洒落なスタイリングを施されて並ぶのです。家具だけでなくラグやカーテン、ファブリック類もオリジナル。ここでなくっちゃ叶えられない世界観を、あなたのお家にお一ついかが?
—— だからこそ、他店よりたくさんの家具が揃う、流山おおたかの森S・C店。
それらは同じシリーズでトータルコーディネートされつつ別シリーズのアイテムやウニコセレクトの小物で味付けされて、ヨリドリミドリ。コーナーごとに全く異なる表情を見せて私たちを翻弄します。
座ってみたり、引き出しや扉を開閉してみたりと、お試しはもちろん自由自在。サイズ的にも金額的にも決して気軽なお買物ではないだけに、いろいろ試せるのは大きなアドバンテージです。
キッチンのみ、リビングのみ、あるいはベッド周りを含むフルラインと、展開アイテムはまちまちながら、約50のシリーズを擁するウニコの家具のラインアップ。そこから、ときどきでセレクトしたアイテムがシリーズの個性やトレンドに合わせてコーディネートされ、それぞれ印象深い世界観をかたちづくって居並びます。
ぐるりと一周したところで、店長にイチ押しを伺ったところ・・・
いずれも魅力的なシリーズの中からシンプル&カジュアルな、こちらの「ADDAY(アディ)」(↑)をご指名!
暗からず明るすぎずの丁度いい色合いのオーク材の表面に浮かび上がるのは、木目や節で描く美しい自然の模様です。カスタマイズ可能なアイテムも多いADDAYでは、キッチン収納の天面に熱や水に強く、お手入れのしやすいアルミやステンレスを使用して機動性を向上。デザイン性だけではない、オールラウンダーな人気シリーズです。
「使用シーン幅広く商品が揃うので、お家全体を同じイメージで統一したい、とおっしゃる方にはとくにお勧め。程よく個性をプラスしているあたり、ウニコらしさも味わえます」(店長)
上写真の中央寄りに、ポツンと置かれた「CAGE(カージュ)」のラタン製の1シーターソファが異彩を放ちつつも、うまく溶け込んでいることにお気づきでしょうか? シリーズも素材もテイストも自由に行き来してまとめてしまうコーディネート術、参考にしたいところです。
そしてもう一つ。ADDAYと1位2位を争う人気でありながら、かなりテイストの異なるシリーズがあるのですが・・・
それが、ナチュラルでやさしい印象の北欧スタイル家具シリーズ「SIGNE(シグネ)」(↑)。全体的にやわらかな曲線を描くすっきりとしたデザインが特徴の、ロングセラーシリーズです。
「個性を控え、脚部も華奢なつくりとあって、飽きの来ないデザインです」(店長)。
カラーは上写真のナチュラルのほかブラウンも選べますが、お部屋を明るくしてくれるナチュラルの方がより人気が高いそう。趣味が変わることもあるでしょうし、長いスパンで考えたい方や、個性的な小物を合わせたい、という方にはぴったりかもしれません。その一方で・・・
インテリアのトレンドは今、北欧スタイルから一歩進んだ、“北欧ヴィンテージ” なのだそう。
1950年代から70年代あたりの名品家具を彷彿させる、一番新しいシリーズ「TOVE(トーヴ)」(↑)は、トレンドど真ん中の北欧ヴィンテージを目掛けてデザインされたのだとか。
表情豊かなオーク材をやや赤みのあるブラウンに仕上げ、大切に使い継がれたかのような風合いを演出。アシンメトリーに削り出されたカップボードの取手にも、あの頃の特徴が窺えます。
クラシカルなフラワーベースに花を活けてテーブルに置いたり、北欧ブランドのプレートをカップボードに飾ってみたり。古き良き時代の面影を好まれる方はこちらをぜひ!
今使っている家具に愛着があってまだ変えられない、あるいは気軽にお部屋のイメージチェンジをしたい・・・そんな方にお勧めなのが、ラグ&カーテンの見直しです。
家具のあの重量感はありませんが、占める面積の広いラグやカーテンはお部屋の印象を大きく左右するアイテム。家具を一つ買い替えるよりも「効果的」だと、店長はいいます。
上写真、「ALBERO(アルベロ)」の3シーターソファの前に敷いたラグは、ピスタチオイエローがキーカラー。ソファ上のクッションカバーに使われた一色とリンクしていて、不思議な統一感とモダンなヴィンテージ感が漂います。
これぐらいのほんのささやかな冒険で、単色使いや定番柄のラグを選ぶより何倍も印象深い空間に、お部屋はイメージチェンジできるのです。
店長が「一番好き」という下段のラグも伝統的なキリムのようでいて、よーく見ると他ではなかなか出会わない色使い。
グランドカラーはベージュ。そこへチョコレートブラウンとブルーグレーでキリム風の柄を描き、使い込んで掠れたかのような質感まで織り込んだこちら。コーディネートが難しそうに見受けますが、敷いてみればご覧の通り(上写真・下段)!
ともすると、圧迫感につながりがちなエキゾチックムードは軽減され、「SIAL(シアル)」の3シーターソファのぬくもりある木製フレームともしっくり馴染んでいます。
さて、ラグは個性的なデザインのものが多く揃っているのですが、カーテンはといえば、比較的オーソドックスな色・柄のものを多めに展開しています。
とはいうものの、実際に近くで見たり触れたりしてみると、織で柄を表現しているため凹凸があり、光の加減によって趣ある陰影感を楽しめるタイプや、流れるドレープに微光沢を走らせるものなど、手の込んだテキスタイルが用いられていることに気づくハズ。
冒頭でお伝えした通り、ラグやカーテン、クッションカバーやベッドカバーなどのファブリック類も家具同様、本社で抱えるデザイナーが一からデザイン。ウニコでしか手に入らない、よーく見るとハッとするものばかりが揃っています。
家具がまだ元気なら、どうぞ大切にお使いください。ラグやカーテン、ファブリックを新調するだけで、フレッシュでイマドキな空間を手に入れることはできるのですから♪
家具を含む大きなアイテムも、春夏・秋冬で商品の入れ替えを行っているそう。ラグやカーテンは年2回ほど、各々割引キャンペーンを開催しているので、そういったオトクなタイミングを利用して、お洋服のように季節で着替える、というのもいいのでは?
ウニコを運営する株式会社ミサワは、なんと精密機械の製造販売を行う会社として1959(昭和34)年、栃木・宇都宮で創業。
旅行好きだという二代目(現社長)が別事業として立ち上げた輸入雑貨のお店では、その商品のよさを十分に伝えるだけの什器に出会えないことに困り果て、「ないなら、作ってしまおう!」と。これがライフスタイルショップ、ウニコの原点なのだそうです。
どこかユニークで、ついクスッと笑顔がほころぶような雑貨たちが、インテリアの仕上げです。
ウニコ(unico)とは、「たったひとつの」「大切な」などの意味を持つ言葉。
サイズ自体が大きくて値の張る家具を買うというのはなかなか勇気のいることですし、まずは手に取りやすいオリジナルのラグやカーテン、折に触れてクリエイターや、コミックやアニメのキャラクターなどとのコラボ商品も登場するファブリック、あるいはウニコセレクトの個性あふれる雑貨から、“あなたにとって、たった一つの大切なもの” を探してみてください。 “自分らしくいられる心地よい空間” がきっと手に入るハズだから・・・
ワクワクの春は、もうすぐそこまで来ています☆
本館 1F
TEL:04-7156-7200