長年の友人であれ家族であれ複数人が集まれば、食べたいモノは人それぞれ。意見がまとまらずに困ったときこそフードコート!なのですが、ようやく席を確保したかと思ったら、今度は各々目当てのお店に再び並び、注文→ピックアップ…と、なかなか足並みが揃いません。みんな一斉に注文できて、一緒に食べ始めることができたなら —— なんとその夢、叶っちゃいました!
オープンキッチンのカウンターを左に見つつ入店すると、全面ガラスの真正面にハイチェアコーナー。右に折れればベンチシートのコーナーとテーブル席のコーナーが左右に別れて続き、軽く仕切りを設けた一番奥にはコワーキングエリアが控えます。無料Wi-Fiを完備して、コワーキングエリアには電源も。
さぁ、まずは席の確保から!
ここは去る1月11日(水)、FLAPSの4Fにオープンした流山おおたかの森S・C待望のフードコート。その名も《FOOD'S DEPARTMENT おおたかの森》。大きく4つのエリアに別れて配される178の席を前に、1stステップの “席選び” から「どうしよう~♪」。嬉しい選択に迫られます。何しろ・・・
テーブルや椅子が違うというだけではもちろんなく、気軽にお洒落カフェバー気分に浸れそうな《ハイチェアエリア》、「ピクニックをイメージした」(店長)という可愛らしい《テーブル席エリア》。居心地抜群の《ベンチシートエリア》はといえば「流山おおたかの森や丘をイメージした」(店長)そうで、テーマパーク内のカフェのような遊び心がいっぱいです。そして、シックで落ち着いた《コワーキングエリア》はまるで図書館のよう —— エリアそれぞれに全くムードが違うのですから。
上写真は入口左手にあるカウンターを背後に、店内奥を見たところ。 ハイチェアエリアを超えると、奥へまっすぐのびる通路を挟んで右手(施設通路側)にテーブル席エリア、窓側にはお子様づれの際や荷物が多い時にとくに便利なベンチシートエリアが広がります。
前述の通り、流山おおたかの森をイメージしたというベンチシートエリアの天井からは、微かな風にもゆらゆら揺れて、森のなかに差し込む木漏れ日みたいにキラキラ輝く緑色のモビールが。よーく見ると葉っぱの写真を印刷したものが含まれているのですが、実はこれ、「流山おおたかの森S・C近くの緑地で、実際に撮影してきた」(店長)ものなのだとか!
そして、さらにこのエリアには・・・
段々畑みたいな丸テーブルの席(↑)があり、小さなお子様にとくに好評なのだそう。ここは流山おおたかの森S・C店ならではの内装のポイントとあって、見逃せません。
一方、通路を挟んで向かい合うテーブル席エリアはこんな感じ(↓)。シンプルな木製テーブルのところどころに可愛いチェックのクロスが貼られ、その様子は人気のカフェのテラス席のようにも、アジアンスウィーツに笑顔がほころぶ、旅先の屋台のテーブル席のようにも。カジュアルに寛げそうです♪
さて、学生さんやビジネスマンの方にとって “ツカエル” といえば、各席に2口のコンセントを備える一番奥のコワーキングエリア(↓)でしょう。このエリアだけでもお籠り感のある席や友人同士で質問したり教え合うことができそうな席、スマートにササッと仕事を片付けるのにもってこいの席などが揃い、ときどきのモードで好きなワークスペースが選べます。
FOOD'S DEPARTMENTはドリンク一杯からご利用OK。サクッと立ち寄ってメールチェックをするのもいいですし、ブランチからイップク、夕食まで、丸一日美味しく過ごすのもアリ。昼間はお日さまが応援してくれますし、暗くなってからは夜景が癒してくれることでしょう。
疲れたら、行き詰ったら、いったん片付けてショッピングで気晴らしを。そんなことができるのも図書館にはない利点です。
好きな席を確保したら、入口に2台設置されたセルフレジでいよいよオーダー!
テーブル席エリアの外塀に面してお並びください。塀の上にはメニューが置いてあるので並んでいる間に各々好きなものを選んでおくと、スピーディーにオーダーすることができます。
セルフレジの画面(↓)に従い、ブランド・ジャンル → メニュー → 決済方法を選んでお会計を。同時に複数メニューが選べるので、ファミリーならば全員分まとめてオーダーできちゃいます。ご飯の量が選べたり、小丼などのちょい足しメニューもアリ! 腹ペコさんはぜひどうぞ。
なお、キッズメニューや各種ドリンクメニューは各々別ジャンルにまとまっています。
現金、クレジットカード、交通系ICのほか、コード決済はPayPayのご利用が可能(2023年2月時点)。使えるコードを「どんどん増やしていく予定」(店長)なのだそうですが、タカシマヤカードについてはポイント付与の関係上、入口通路を挟んだジェラートケースの隣にある対面レジ(下写真・下)へと誘導されます。
さぁ、みんな一斉にオーダー完了! 受付番号と購入レシートの2枚を受け取ってお席へと戻り、店内各所のモニター上で自分の受付番号が「お呼び出し中」に移動したのを見届けてから、カウンターでピックアップを。
さて、FOOD'S DEPARTMENTには以下の7ブランド7ジャンルのメニューが揃っています。
【1】山水草木 [うどん・そば]
【2】丼+ [どんぶり]
【3】旨味百選 [定食]
【4】はなび [台湾まぜそば]
【5】ゴーゴーカレー [カレー]
【6】カランコロン [エスニック料理]
【7】アイスバグ [ジェラート・スウィーツ]
いずれも終日注文可能。各ブランドのお勧めメニューは下段の『7ブランドのイチ押しメニュー』をご覧いただくとして、ガッツリ系の店長のお気に入りは・・・
【1】の山水草木の「カツカレーうどん」(↑)。かつおとこぶの出汁を効かせた、スパイシーで奥深い味わいのカレースープがサクッと揚がったカツの衣に絡みついて美味! カレー好きの方はとくに、金沢カレー人気の火付け役、【5】のゴーゴーカレーとの味の違いをぜひお確かめください。
ちなみに、ゴーゴーカレーと名古屋発祥の台湾まぜそばの店、【4】のはなび以外は、もともと旅館なども手掛けるFOOD'S DEPARTMENTの運営会社、トリプレッツの自社ブランド。お出汁にはとくにこだわっているそうなので、丼+の丼や旨味百選の定食に付いてくる具だくさん豚汁はゼヒものです。
お口直しなら・・・ジェラートや、粉雪のようにふんわりふわふわのかき氷にお任せを(↓)!
シーンに合わせて席が選べるお楽しみと、オーダーが一箇所で完結する便利さに加え、このフードコートにはもう一つポイントがあります。実は・・・
17時からはお酒とお酒に合うおつまみを取り揃える、《スタンドながれやま》という別の顔も! サクッと夕食を済ませて帰途に就くというお食事利用も引き続き可能ですが、お子様がキャッキャいいながらはしゃいでいた昼の表情からはムードが一変します。
イチ押しのおつまみは・・・「名物!トロトロ角煮」(↓)。醤油香る角煮はプルップルのトロットロ。誰もが大好きなクセのない甘辛味で、一杯もう一杯とお酒を誘います。
上写真のようにワンカップの日本酒もいいでしょう。生中のほか、「世界のビール」(上写真・下)と銘打った各国を代表するビールたちとも合わないハズはありません。
ハイボール、サワー各種に麦・芋焼酎、ワインも赤白と、アルコールはまんべんなく揃えていますし、おつまみはどれも両手に収まる程よいサイズ感と200円台から500円台が中心のお手頃価格。お味がいろいろ揃う「つくね」に「串カツ」、「ハムカツ」、「豚キムチ炒め」に「ソーセージ」・・・軽く一杯!といいながら、どうやらそういうわけにはいかない気配が濃厚です★
今後、モバイルオーダーを導入して席からラクラク追加注文ができるようになったり、テイクアウト・季節メニューの提供がスタートして利用シーンの幅が広がるなど、新しいサービスの早々の展開が予定されています。これからどんどん進化する昼夜Wフェイスのフードコート、利用しないなんてもったいない!
FLAPS 4F
TEL:04-7199-2990