
ANNEX1の1F、西側。道路に面するこのお店へは館内通路よりむしろ、歩道側のガラスドアから直接訪れる方のほうが多いぐらい。慣れた様子でスルッと入店し会話が弾むその光景は長年愛され続ける、さながら “町の自転車屋さん”。お子様の送迎や休日のタフな趣味、どこへでも乗って行く “ほぼ足” と用途は様々ですが、免許不要! 気軽に乗れて幼い頃から馴染んできた自転車に、今一度注目していただきたくて・・・
壁にも床にも柱にも、自転車、自転車、また自転車。「自転車」と一括りにしてしまいましたが、見回してみるとサイズや色のバラエティーだけでなく、機能・用途に大きく関わるであろう違いが一瞥してわかるなど、様々なタイプがあることに今さらながら気づきます。
パパママ、大人の皆さん、思い出してみてください。
年長さんあたりから、少しずつ子供だけで行動するようになった私たちの世界を格段に広げてくれたのは、自転車。転んだり迷子になって叱られたりもしたけれど、自転車とともに重ねた小さな冒険がどれほどのワクワクをくれ、私たちを成長させてくれたでしょう。
●ランニングバイクからキッズサイクルへ
この頃は、「ストライダー」などのランニングバイクで自転車ライフをスタートするお子様が多いそう。そこから乗り換えるキッズサイクルは12、14、16…24インチまで、キメ細やかに7つのサイズが揃います。サドルでの調整もできるため5回も6回も買い替えることはありませんが、お子様の成長は早いもの。「腕や脚が窮屈になっていないか、走る姿を小まめにチェックしてあげてください」と、スタッフのKさん。
購入時には、TSマーク (自転車向け保険) の取得や盗難補償、修理工賃割引や自転車点検を無料で複数回 (回数はプランによる) 受けられるなどのサービスが付く、オトクで安心な「サポートパック」にご加入のうえ、少なくとも年一回は点検を。その際、お子様の乗車姿勢をチェックしてもらうといいのでは?
なお、公式スマートフォンアプリ「DAIWAパスポート」のリリースで、サポートパックの加入状況がいつでも確認できるほか、点検通知やお得な情報が届くなど、とても便利になりました。
●スポーツバイクをお探しならば、館内入口右側へ
お子様乗せの電動アシスト自転車を含む街乗りのほか、スポーツバイクもダイワオリジナルから憧れブランドのものまでズラリ。独特のクールなビジュアルは街で乗っても素敵です。
実際、「週末の趣味だけでなく毎日の通勤でも乗りたいとおっしゃる、ハイブリッドな使い方を希望される方は少なくありません」(Kさん) とのこと。
最初から妥協せず、ご自身の希望をきちんと伝えて、あなたのライフスタイルにベストな一台を見つけましょう!
マイカー同様、これはと思うものに出会ったら「試乗が大事」と、そんな話しをしていたところ、「電動アシスト自転車の試乗をしてみませんか?」(Kさん) となりまして・・・
売場の手前にあった一台をヒョイと抱えあげたKさんは、作業時には必ず着用するという軍手を装着しつつ、道路側にあるピットへと移動。工具を手に「調整しちゃいますね!」と、ズンズン準備を進めます。
投げかける質問に的確に答えながらも、鮮やかな手際であっという間にペダルの締め付けやチェーンのたるみ確認、サドルの高さ調整などを完了。左右のハンドルに付く二つのパネルの表示内容やスタートストップボタンについてのレクチャーを終えると、極上の笑顔で問答無用のGoサイン (↓)。
ココではサイズ確認だけでなく、どの自転車も試乗が可能です。
実際に運転して比較してみると、「相性ってあるなぁ」と感じるもの。気になる自転車を自分仕様の設定で試乗することができるのは、安心安全でハッピーな自転車ライフを手に入れるうえで大きな利点です。
丁寧でありながら、すべての工程がスピーディー。多忙な方もぜひどうぞ。
なお、初めての電動アシスト自転車の乗り心地は・・・思った以上の快適さ。坂道の多い地域にお住まいの方や、脚の力が弱くなったと感じている方は、一度試してみる価値アリ!
ただし、軽くひと漕ぎするだけで思いがけずグンと前進するので、「慣れないうちは力の弱いアシストモードに設定し、徐々に慣れていきましょう」とのこと。Kさん、頼りになりマス。
ダイワサイクルスタイル流山おおたかの森S・C店には無料の空気入れスポットがあり、他店で購入した自転車も含め、置かれた空気入れを自由に使うことができます。
天気のいい日は看板とともに歩道に出してあるので、スタッフの方にひと声かけてご利用を! バルブの違いで迷った際もその旨、お伝えください。基本的にはセルフですが、手が空いたらスタッフさんが出てきてくれます。そして・・・
「お乗りの自転車で気になるところはないですか?」と、優しく話しかけてくれるハズ。「つい口癖のように、皆さんにそうお尋ねしてしまう」(Kさん) そうですから。
しかも、そう尋ねると、「空気を入れてもすぐダメになる。パンクかも…」などのご相談が出てくるのだそうですが、そういった事象は「空気を入れるタイヤバルブの中の小さなパーツ 、虫ゴム (上写真で手のひらにのせた黒いゴム部分) が摩耗して、空気が抜けていることが多い」(Kさん) そう。虫ゴムは、ほんの数分あれば330円で交換可能です。
他、チェーンの異音やきしみなども、注油 (330円) でほぼ解決。問題の多くはメンテナンス不足なのだとか。軽微な調整をするだけで、自転車の走行快適性は大きく向上するそうです。
問題解決のため、“気になるところ” を吸い上げるスタッフさんの丁寧さやコミュ力の高さは、ダイワサイクルスタイルの一番の強み。それにはこんな背景がありました ── ダイワサイクルスタイルを運営するDAIWA CYCLE株式会社は1980 (昭和55) 年、大阪・八尾市で、駐輪場としてスタート。創業者である現社長のお父様は世話好きな性分だったこともあり、パンクをはじめとするお客様の困りごとを何とかしたいと、預かっている自転車を点検してはチェーンに油を差したりタイヤに空気を入れたりしていたそうです。そしてそのうち・・・
本格的に修理を請け負うようになり、やがて自転車にまつわるあれこれを丸ごと担う、この自転車販売業へと行きついたのだとか。
インターネットを中心に、欲しいモノを自己責任でサクッと購入するスタイルが定着するなか、それとは真逆の丁寧でキメ細やかな販売スタイルが、創業者のDNAを継承するかのように根付いていったのです。
スタッフには公益財団法人日本交通管理技術協会による「自転車安全整備士」の資格取得を奨励し、さらに「普通自転車」「電動アシスト自転車」「スポーツサイクル」などに分けて社内試験を行うなど、知識・技術の向上を徹底するだけでなく、お客様の時間を浪費しないよう、スピード感も重視。リアタイヤのつけ外しタイムレース、「リアタチ選手権 (タ=タイヤ、チ=チューブ)」などで作業を迅速化できるよう、みんなで競い合っているそうです。
●ヘルメット、どうしていますか?
自転車運転時のヘルメット着用が努力義務化されて、約1年。少しずつ浸透していることを感じますが、このお店でもお子様用を中心に、ヘルメットをお買い求めになる方が増えているそう。とは言え、5,000円以上のモノが多いなど、決して気軽なお買物ではありません。
まとめ買いでオトクになる「まとめトク パーツ」や、お子様乗せの電動アシスト自転車のご購入でパーツが3,000円引きになる「子育て応援!チーパスの店」のサービスを活用してお値打ちにGetしてください。
楽しい!は安心があればこそ。それを守るための縁の下の力持ちが、ここ、ダイワサイクルスタイルなのです。自転車ご購入時には自転車安全整備士の資格を持つスタッフさんが、きっちり整備してから引き渡してくれますヨ。
折しも、新入園・新入学…と、新しい生活がスタートするタイミング。点検に足を運ぶのもいいでしょうし、新しい自転車を迎えるのにも絶好の機会です♪
ANNEX1 1F
TEL:04-7197-7568