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NAGAREYAMA
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KUROSAWA STORE

2025.1.1 Wed.

#屋台のような温もりの、駅前広場のラーメン屋さん

去る10月19日(土)、駅前広場のコンテナショップに「麺屋 黒澤」の姉妹店、『KUROSAWA STORE』がオープンしました。昼はもちろん、S・C閉館後の22時以降もぜひどうぞ。植栽の奥に佇む隠れ家のようなラーメン屋さんが夜遅くまで灯りをともし、優しく迎え入れてくれますヨ。どんなお店かラーメンか、ザッとご紹介いたしましょう。

テラス席はワンコもOK!

東武アーバンパークラインのホーム・線路を背にして建つログハウスのようなコンテナが、ラーメン&コーヒーの『KUROSAWA STORE』。ここは駅北側にある焼鳥・おでんの店「黒澤惣三商店 別館」の昼営業を担う「麺屋 黒澤」の姉妹店。昼だけでなく夜もラーメンが食べられます。

ファンを着実に増やしつつある同店ですが、広場の植栽の奥にあるため見つけにくいかもしれません。入口のある駅側からはウッドフェンスの「KUROSAWA STORE」(下写真・上段)、奥側からなら板張りの壁面に、やはり白く映えるロゴの「黒」を目印に (下写真・下段)!

晩秋に伺ったので植栽の足もと同様、テラスのウッドデッキにも赤や黄色に色づいたケヤキの葉が舞い散って、美しい秋模様を描いていました (↓)。

これからの時季は少し寒いけれど、それでもワンコ連れでラーメンが食べられたり、コーヒーでホッとひと息つくことのできる約16席のテラス席の存在は、朗報に違いありません。春から初夏にかけて、あるいは暑さが和らぐ初秋あたりはきっと、ここが特等席になることでしょう。

公園側からの視線はウッドフェンスがカバー。プライバシーが守られる安心感も嬉しいですね。

看板メニューはコレ

メインビジュアルにも掲載した、「塩昆布水つけ麺」(↓)!
こちらは厳選の昆布を使用した昆布水を冷たい麺にかけ、別盛りの温かい鶏出汁スープで味わうKUROSAWA STOREのオリジナル。「メニュー開発に難航し、オープンぎりぎりでようやく完成した」(O店長) という渾身の一品は、ここでしか食べることができません。

麺は中細のストレート麺と平打ち麺の2種類から選べ、今回は店長の推しの平打ち麺をチョイス。つけ麺によくある極太麺とは趣を異にする、出汁で食べるというコンセプトにぴったりの繊細な食感・喉越しがポイントです。

北海道産の根昆布やがごめ昆布を贅沢に使い、旨みや栄養成分を抽出したトロミの強い “昆布水” を、茹であげた後、冷水でキリッと締めた平打ち麺へと切り昆布ともどもたっぷりとかけ →→→ 低温調理で柔らかーく仕上げた肩チャーシュー2枚と輪切りのライム、海苔をON!

続いて、白髪ネギやみじん切りのシャキシャキ赤玉ネギ、やはり大きめのみじん切りにした柚子皮や、オレンジ、ピンク、黄緑など、色鮮やかなぶぶあられを入れた石川県・九谷焼の丼に、老舗鶏屋・鶏藤のかえしと自社製出汁を合わせた熱々の鶏出汁を注ぎ入れ、別盛りでご提供!

今回はさらに、肩チャーシューがもう1枚 (全部で3枚に) と、味玉、スモークチャーシュー2枚が付く「特製」にランクアップ (+料金)! 味玉はマイルドにお腹を満たしてくれますし、同じ “チャーシュー” といっても低温調理で仕上げた上品な肩チャーシューと、燻香をまとったスモークチャーシューでは味わいが全く違います。胃袋と相談のうえ、どうぞ前向きに。

まずは昆布水につかった麺だけをつるりとひと啜り。続いてテーブル据え置きの四角い九谷焼の小箱に入った藻塩をハラリと振りかけて、菅野製麺の小麦香る麺を存分に楽しみましょう。
それから赤玉ネギやアラレたちが可愛く泳ぐ、つけ汁で! 柚子皮に歯が当たると、柑橘ならではの爽やかな香りがいっそう強く口中を駆け巡ります。
残った昆布水はつけ汁と合わせて啜るほか、「昆布水専用 梅茶漬け」を追加して (+料金) サラサラズズズーッ! 梅の酸味とワサビの刺激が鶏の優しい風味、柚子の香りと絶妙にマッチし、後を引きます。

そして嬉しいことに、ここでは麵屋 黒澤名物の「泡鶏白湯そば」も食べられます!

スペイン発祥の泡の料理、エスプーマに着想を得たという白濁スープには、鶏藤のガラなどをじっくり煮込んだ鶏白湯 (パイタン) をベースに使用。そこにポルチーニ茸の香り・旨みを溶け込ませた醤油かえし、煮干し油、鶏油を加え →→→ ブレンダーで丁寧に攪拌! →→→ そのクリーミーな泡スープを満たした丼へと、茹であげて湯切りした麺を投入し →→→ 小松菜、赤玉ネギのみじん切り、スモークチャーシュー等をトッピングしたら出来上がり。

こちらも味玉と、通常2枚のスモークチャーシューが5枚付く「特製」です。

そして、「泡鶏白湯そば」にも「ダイブめし」(+料金) という専用の〆ご飯があります。ブラックペッパーを効かせたご飯にチーズをのせて炙ったもので、クリーミーなスープへダイブさせると、まるでリゾット♪ イタリアンなムードでお楽しみください。

なお、濃厚な「泡鶏白湯そば」には赤玉ネギの爽やかさが好相性。トッピングメニューの「追加赤玉ネギみじん」をさらにプラスすると、よりスッキリシャッキリ味わえそうです。

飲みの〆などにサラッと…という場合には、もう一品の麺メニュー、シンプルな「塩そば」もお勧め。ラーメン後は50円引きで追加できる「トラジャブレンドコーヒー」で、お口直しもバッチリです。

“モダン” にほんのり “和” をプラス!

店内はこんな感じ (↓)。コンテナショップとあって、カウンター席5つ+αという約7席のこぢんまりとした空間ではありますが、テラス側は床から天井まで全面窓。そこからさし込む光がライトグレーの壁や床に反射して、思いのほか明るく、ゆったりとした広がりを感じさせます。

そして、どこか落ち着いた印象を与える一番のポイントといえば・・・

無垢材を使った背もたれや脚、どっしりとしたフォルムに高級感を漂わせる、こちら (↑) のハイチェア。秋の日差しを受けながら揺れる秋桜をイメージしてデザインされたという、知る人ぞ知る職人家具の店、BC工房製なのだとか。
座面の側面に配した和布が器やレンゲなどに使う石川・九谷焼の鮮やかさとリンクして、シンプルモダンな店内に、さりげなく上質な和の趣を添えています。

なんだかほっこり、のんびり、まったり寛げてしまうこの店の快適さは、屋台のようなカジュアルでアットホームなサービスに加え、店内インテリアのこんなこだわりにも理由があるのかもしれません。

ご注文はテーブルの二次元コードを読み取って、スマホでサクッと!

“街のオアシスとなるようなラーメン屋さん” を目指しているという、KUROSAWA STORE。昼に夜に、そして土日祝日のカフェ営業に。11時から24時 (LO 23:00) までずーっと、笑顔と温かいムードに包まれているのでした。

2月14日(金) のバレンタインデーまでは毎日16時から22時まで、植栽のイルミネーションが瞬き、上写真のようなロマンティックなムードまで楽しめます☆

お勧め3品、おさらい
01.昆布の旨みが麺に絡む看板メニュー ・・・ 塩昆布水つけ麺  1,140円 (特製は1,320円)
厳選の昆布から抽出したとろりと粘度のある昆布水を冷たい麺にかけ、別盛りの温かい鶏出汁スープで味わうこの店のオリジナル。麺は中細のストレート麺か平打ち麺から選択可能。〆ご飯「昆布水専用 梅茶漬け」を追加して(+料金)、とことん!
02.姉妹店「麵屋 黒澤」の名物も! ・・・泡鶏白湯そば  1,100円 (特製は1,350円)
老舗鶏屋・鶏藤のガラなどを煮込んだ鶏白湯(パイタン)をベースに、ポルチーニ茸の香り・旨みを溶け込ませた醤油かえし、煮干し油、鶏油を加えて攪拌したクリーミーな白濁スープが特徴。専用の〆ご飯「ダイブめし」(+料金)を追加し、リゾット風に〆るべし!
03.食後のお口直しに ・・・ トラジャブレンドコーヒー (アイス / ホット)  300円 (ラーメン後は50円引き)
ラーメンのお口直しに、コーヒーというご提案。スッキリとした味わいのトラジャコーヒーはホットだけではなく、アイスも美味しく楽しめます。いずれもラーメン後なら50円引きに。
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TEL:070-2228-1948

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